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スポーツ整形外科 診療時間
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スポーツ整形外科(下肢のスポーツ外傷とスポーツ障害)
当院では、主に下肢を中心としたスポーツ外傷・スポーツ障害の診療を行っています。ここでは、スポーツの場で遭遇する代表的な疾患に対する当院の治療法をご紹介します。
膝関節
前十字靭帯損傷
膝関節運動にとって重要な機能を持つ前十字靭帯の損傷は、バスケットボールやバレーボールでのジャンプ、着地動作時に受傷する事が多いです。
治療は、手術的治療と保存的治療とに分かれますが、スポーツの継続を希望する場合は手術的治療を選択します。
手術の内容としては、2週間以内の受傷であれば靭帯縫合術を行います。まだ血流が残っている靭帯組織を内視鏡視下に縫合して膝装具を装着する事で、約7割の方が本来のスポーツレベルに復帰しています。受傷から2週間を過ぎてしまった場合は、損傷した靭帯の部位に正常な腱の一部を持ってきて靭帯の機能を再建させる靭帯再建術を行います。こちらも内視鏡で行います。
靭帯再建術・靭帯縫合術とも、手術後のリハビリテーションやスポーツ復帰には、約8〜10ヶ月を要します。
手術前MRI画像
靭帯縫合術6ヵ月後MRI画像
半月板損傷
スポーツで膝関節を痛めて病院を受診する方の中で、最も頻度の多い疾患です。
治療は主に手術的に行います。内視鏡を用いて、損傷した半月板組織を縫合したり部分切除したりします。翌日から歩行訓練を開始し、早くて手術1ヵ月後頃からスポーツへ復帰する事も可能となります。2〜3日の入院で手術が行えるのも、内視鏡手術のメリットです。
離断性骨軟骨炎
10〜20歳台に生じる疾患で、明らかな原因は不明ですがスポーツ障害のひとつです。
治療として、関節軟骨の変化がなく連続性が保たれている場合は、内視鏡を用いてドリリングを行います。骨軟骨片が一部脱落している場合には、遊離した骨軟骨片を自分の骨を用いて固定します。骨軟骨片が完全に脱落してしまった場合には、自家骨軟骨移植術(モザイクプラスティ)といった手術も行っています。手術後、6〜12ヶ月でスポーツ復帰が可能となります。
手術前MRI画像
靭帯縫合術6ヵ月後MRI画像
自家骨軟骨移植術6ヵ月後MRI画像
足関節
足関節捻挫・靭帯損傷
膝関節靭帯損傷に次いで男女ともに頻度の高い疾患です。
初期の治療を確実に行えば、手術的治療を行わなくても十分に本来のスポーツレベルに復帰できます。急性期は局所の安静に努めて、腫れがある程度落ち着いた時点でギプス固定を行います。約3週間の固定の後、足関節の装具を用いて運動を再開します。スポーツ完全復帰には約8週間を要しますが、この時期に無理をすると靭帯が緩んでしまい捻挫しやすい足関節になってしまうので、十分な注意が必要です。
アキレス腱断裂
スポーツ活動中に受傷する例が80%以上と、足関節部のスポーツ外傷の代表格です。
治療としては、保存的に治療する方法と手術的に治療する方法とがありますが、早期にスポーツ復帰を望むのであればやはり手術的治療を選択します。受傷後早期に腱の縫合術を行い、手術翌日から足関節運動を開始します。翌週からは、装具を用いて歩行訓練を開始し、腱の状態を観察しながら徐々に装具を外していきます。数日間の入院で手術も行う事が出来、手術後3~6ヶ月でスポーツへの復帰が可能となります。